イパネマの娘♪

 

 

音楽を聴いていて感じることがある。

例えばマイルス・ディビスやジョン・コルトレーンなど、いわゆる巨人と言われる人たちの素晴らしい音楽ばかり聴いていると疲れてしまう。

自分自身がぐったりしてしまう。

 

 

それは、彼らの音楽に対する真面目で真摯な態度、彼らのジャズに対する強烈なまでのひたむきな姿勢に、聴く側としてもきちんと応えて襟を正して、正座して聴かなければいけないような気分に自分がなるからだと思う。

 

 

少なくとも私は彼らが伝えようとすることを、一瞬も聞き漏らすまいと、耳をすまして神経を尖らせて必死に聴きます。

それゆえに凄く疲れる。

 

 

本当にそれらは素晴らしいのだけれど…彼らの音楽ばかりは聴いていられない。

 

 

時々、ふざけたり、遊びが必要になってくる。
それはどんなことにも通じることではないかな…。

 

 

しばらく、ふざけてみようかなと思う。

 

 

ただ…「おまえはいつもふざけてるだろ?」と尋ねられたら、

「はい、そのとおりです」と私は真剣に答えます。

 

 


イパネマの娘♪

(2013年1月12日ブログ「ねこたより」に掲載)

 

 

しぐれの今年の目標らしい…

 

 

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Blackbird♪

 

窓辺で猫たちが佇んでいる姿を見るのが好きです。

 


私自身は窓の外の事柄にそれほど興味があるわけではありません。

どちらかと言えば、「何に気をとられているのだろう?」と、

何かを真剣にみつめている、あるいは何かに関心をもっている猫たちに興味がある。

 

 

しぐれとみぞれは、毎日ある一定の時間、外を眺めています。

 

 

ちなみにあめ爺は、完全な室内飼いになってから、窓の外を眺めるということにはあまり関心は示さなかった。

元々外猫として自由に外の世界を生きていたあめにとって、窓から見える世界はそれほど魅力的では無かったのだろう。

 

 

それよりも日の光の温もりに触れたり、風を感じたり、空気の匂いを嗅いだり、音を聴いたりと…視覚以外の感覚で、今生きているこの世界を味わっている、そして楽しんでいた…という印象が強く残っている。

 

 

 


私はあめに教わって、ねこというフィルターを通して、五感以外の「猫感覚器官」とでも言うべき新たな感覚器官を使って、外の世界を見ているのかもしれない。

 


そのおかげで、枯葉が舞うという季節の移り変わりや、日の光の大切さ、雨降りの匂い、そして鳥たちに気付けたのかも…。

 

 

以前「Blackbird♪」というブログのシリーズを書きました。
今回はその中で最初に書いた記事で、続く「All Along The Watchtower♪」という記事との連作です。



しかし今後、Blackbird♪シリーズの残りの記事は、このブログ「ねこたより」に掲載することはないのでは…。
それらを自分で読み直してみて、それらを書いた時は、自分の「猫感覚器官」を使っていない感じがする。

 


Blackbird♪という曲では、鳥というフィルターを通じて、この世界を感じて表現したのかもしれません。
そうするほうが、この世界の真実に肉迫すると直感したからではないかな…。

 


時に…コーヒーについて深く語るがために、そのポットについて熱い気持ちで説明するように。
あるいはもっと遠く…他の国のことを身近に知るために、外に停まっている車のボンネットに降り積もる微細な砂を指でこすってみるように…。

 


シャウトすることや、ド派手な衣装を着ることよりも、
鳥が小さな声でさえずるほうが、激しくロックしてる。

 

 


Blackbird♪

(2012年12月4日ブログねこたより掲載)

 

 

どうしたしぐれ…何を熱心に見てるの?

 

 

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見つめていたい♪

 

 

猫ブログを書き始めたのは今から3年半前です。

その時、ちいぽん、あめ爺はすでに亡くなっていました。

 

 

ブログを始めた理由は、何らかの形で、それら猫たちの「記憶」「思い出」を残せないかなと考えたからでした。

「この世にこんな猫たちが生きていて、一緒に生活していたんです」と…誰にでもいいから話したかった。

 

 

2002年ちいぽん

 

2006年あめ爺


 

 

初期の頃はしぐれとみぞれについて写真と文章だけで書き始めました。

少しずつ軌道に乗せてから、あめ爺やちいぽんのことをポツポツと載せていこうと、ある程度は考えてはいました。

 

 

しぐれとみぞれはまだ子猫と言える年頃だった。

私たちの文章・写真の力量では、ブログの間がもたず、子猫の話題だけでは続けられないと、旅、音楽や映画についての話を加えていった。

 

 

まだ書き方が分からず、自分の中でも内容に納得できず、試行錯誤や模索を繰り返していました。

 

 

 

 

その頃、毎日読んでいた、好きなねこブログがいくつかあった。

 

 

その当時のそれらのブログに対する気持ちをEvery Breath You Takeにのせて、「見つめていたい♪」を書いた。

 

 

それらねこブログは今も好きですし、読み続けています。

ねえさんに出会ったのはその少し後だった。

 

 

そんなねこたちに鍛えられ、削られて、育てられ「ねこたより」は現在の形になりました。

 

 

未だ至らない未熟者で、ブログ自体はまだまだ未完成です。

これまでも色々な失敗がたくさんありました。

 

 

幼児であった自分が転んで泣いている時、見ず知らずの人がそっと手を差し伸べてくれて…その手をみつめたように…

 

 

大好きで、毎日握りしめていた大切な銀色のロケットを失くしてしまって、そのロケットでは二度と遊べないよと、いつも遊んでくれたねえさんに叱られ途方に暮れて…そのねえさんの顔をじっと見つめたように…

 

 

見つめていたい

 

 

 

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We Will Rock You♪

 

ある日突然、何の前触れもなく凄い人に出会ってしまう。

その人によって、自分の心が否応なく揺さぶられたことってないかな。

 

 

それを知ったことにより、何かしら影響を自分が受けてしまう。

「ガチーン」とハンマーで自分の頭を殴られたみたいに…。

決してピコピコハンマーではない。

ずっしりとした重いハンマーに。

 

 

それは人とは限られない。

ある時は一冊の本であったり、暇つぶしに観た映画であったり、又はたまたま見たブログであったり…

 

 

そんな体験は一生の間に、そう何度もあることではないかもしれない。

私は運が良いことに、これまでの人生で何度かある。

 

 

自分がそれまでしてきたことに、どこか疑いを持ってしまう…

これから先どうしたらいいか…今自分がどこに立っているのか、全く分からなくなってしまうような体験。

 

 

でもそれは素敵なことだと思う。

もしかしたら自分自身が成長できる、そして変化できるチャンスを与えてくれるのだから。

 

 

ガチーンと…

 

 

今日はビデオクリップ風に。

 

 

作詞作曲したブライアン・メイは、ロック界の中でもその経歴がかなり異色な人…そんな人だったからこそできた曲である気がする。

ロックオペラと呼ばれるようなクイーンの曲の中でも、この曲は少し突飛な感じ…しかし今となっては、そんな雑多さが混在していることがクイーンらしいと私は思う。

我が家のニャンコたちと、東山動物園の動物たちの競演で、カヴァーは日本の方。

 

 

 

We Will Rock You♪

Brian May

Queen

 

 

私はその「猫ブログ」に出会った瞬間、凄くショックでした。

自分がブログを書く意味を疑った。

動物園の動物たちを、揺さぶられた「猫ブログ」風に…

 

 

想像してみてください。

 

 

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